梅を詠む 紅白梅 お店のなかで かもし出す

鎌倉にあるとあるお店のなかに和の風情かもし出すスペースがあり、そこに紅白梅が生けられていました。そして竹の筒から水が流れ落ちていてとてもいい雰囲気を作っていました。一般に水の流れというのはとてもいい雰囲気を作るようです。それは自然界でいえば、川の流れであったり滝であったりします。それと共に梅や桜など花もまた空間の雰囲気を変えるのにとても有効です。花には季節感があり、季節によって空間の雰囲気が変わるのがまたとても大きな特徴となっています。花も水も変化の大きい存在ですが、その変化が私たちに対しても変化を作り出すのです。そのような意味で、花と水は空間をつくる上で大事な役割をはたす二大アイテムだといえるでしょう。