送別会を詠む 行く先は それぞれだなあ 送別会

送別会の時期ですね。私の職場でも送別会がありました。送別会には、誰かと別れる、離れ離れになる、という意味とともに、送る、お元気で、新しいところでも頑張ってくださいと気持ちを伝えるという意味があるように思います。よき日々を送り別れの日を迎えるとき、多少の感傷は避けられませんが、よき日々は思い出に、これからの日々は新たな肥やしとなってわれわれに残り耕してくれます。どんな集まりであれ、そこで過ごした日々は自身に希望と生きがい、そして幸福感を与えるでしょう。誰もがみんな等しく幸福感を感じるわけではありませんが、それでも人々は誰でも多少なりとも幸福感を感じつつ現代を生きているはずです。とても不幸な境遇に見えてもその人にとってはそれほど不幸ではないのかもしれません。その立場に自分自身を置くことを許しているのは、自分自身です。人生はうれしいことであれ、いやなことであれ、自身が希望したことが起きるように設計されています。いやなことが起きたらそれを糧にして人生を再構築すればいいし、うれしいことがおきたら、それを分かち合えばいいのです。人はそのようにして成長していくのです。誰もが心のそこから幸せを感じる世界の訪れんことを祈っています。