陶磁器

栗田美術館

「栗田美術館」はこの美術館が所蔵する陶磁器の逸品の伊万里と鍋島を紹介する本です。栗田英男が集めたコレクションは、骨董品が好きな人が集めたまさに逸品ぞろいのコレクションという感じです。迫力のあるものが多く、色絵が好きな私にはこたえられない素…

古備前を超えて 森陶岳展 1999

大変趣のある作陶家森陶岳の作品図録です。タイトルのとおり、古備前焼を凌駕するレベルに達した森氏の展覧会図録となっています。載っている写真を見ると、伝統的な古備前スタイルの作品から、前衛的な形態の備前焼まで見ごたえのある写真がずらりと並んで…

別冊太陽 101人の古美術1998.1の紹介をします。

書名にあるように101人の古美術好きな人たちの紹介がなされています。彼らの所有していた名陶も共に紹介されている。紹介される陶磁器には、国宝や重要文化財になっているものが多いです。今では、彼らが作った美術館や、寄贈した美術館の所蔵となっています…

産地別すぐわかるやきものの見わけ方 2000.12 東京美術

の紹介です。この本は、日本各地にある焼き物の産地を産地別に紹介し、世界の焼き物も、和洋含めて、代表的なものを窯別、地域別に紹介した本です。一つの焼き物に1ページから4ページ程度と、情報量は少ないのですが、色々な焼き物を知りたい人にとっては…

唐九郎の世界 1994 学習研究社

唐九郎は近代陶芸の大家で、志野焼の作家として有名です。この本はそんな唐九郎の作品が思う存分楽しめる本です。志野焼の作品だけではなく、黄瀬戸や織部の作品も載っていて見るものをたのしませてくれます。作品の解説以外にも唐九郎が生きた時代のこと、…

歴代柿右衛門 2002.12 マリア書房の紹介です。

柿右衛門といえば、日本の陶磁器界でトップクラスの人気と実力を持つブランドです。この柿右衛門の作品が11代から14代まで特に、12代と13代柿右衛門の作品が多く載せられています。現在の柿右衛門は14代ですが、どの柿右衛門の作品を見ても素晴らしい仕事が…

オールドノリタケコレクターズガイド 1998.12 トンボ出版 

この本は、オールドノリタケが好きで集めてみたい人にとってはとてもためになる本です。基礎知識として、オールドノリタケの製法や、裏印の歴史、会社の歴史などがのり、さらにさまざまな製品を主題別に収録した製品の写真が掲載されています。裏印に関して…